CGH(Computer Generated Hologram)班

CGH班は,主に次世代の立体表示技術について研究を行っている班です.
近年,3Dテレビや3D映画,携帯ゲーム機などに立体表示技術が利用され注目を集めています.しかしながら,現在実用化に至っている立体表示技術は,例えば眼鏡の着用が必要であったり,肝心の立体感自体に違和感が存在したり,また視聴時に疲労感を抱いてしまうなどの問題が存在していました.
そこで,次世代の立体表示技術として,「計算機合成ホログラム(CGH)」というものが注目を集めています.CGHは実物体と見分けがつかないほどの質を持った立体の映像を見ることのできる画期的な技術として注目されています.
しかし,研究が途上の分野であり,CGHを用いた立体テレビやゲーム,あるいは医用目的への応用のためには,多くの技術的課題が存在しています.本研究室ではその技術的課題を解決するために,リアルな立体像を写し出すためのレンダリング技術や,カラー化のアルゴリズム,CGH作成における高速計算アルゴリズムの研究などを行っています.
また,それらを表示する再生装置に関する研究も進められており,近年ではヘッドマウントディスプレイ(Head-Mounted Display:HMD)システムの開発も可能になりました.
以下の写真のような小型軽量のHMDシステムの開発やCGHによる写実的なフルカラー表現は世界的に見ても最先端な研究といえます.
さらに詳しい紹介はCGHホームページ

CG(Computer Graphics)班

CG班ではコンピュータグラフィックスを用いて,様々な分野や目的に応じた研究を行っています.
それらの研究には,ある物体の様々な方向からの写真を使ってその物体の3次元モデルを作成する技術, 液体的な挙動を示しながら物体形状が変化するモーフィング, 3次元の医療画像から胃のひだや脳の溝など(凹領域)を抽出するためのアルゴリズム, 1枚の画像を元にその絵の中に入り込むような視覚効果が得られる手法(飛び出す絵本), 1枚の写真から時間変化するアニメーション生成法などに関する研究があります. また、最近では仮想現実(Virtual Reality:VR)や脳波を用いた研究も行われています.
さらに詳しい紹介はCGグループ紹介

IH(Information Hiding)班

IH(Information Hiding)とは情報秘匿のことであり,デジタルデータとして表現されたコンテンツに特殊な情報を埋め込むことで,その利用や複製を制御,制限することや, 秘密通信を実現することに関連する技術を指します. その中には本研究室で主に研究している, 電子透かしや,動画スクランブルという技術などがあります.
電子透かしというのは、紙幣などに入っている透かしのデジタル版と考えてもらうとわかりやすいと思います. 画像や音声,文書などといったデジタルコンテンツの中にこっそり秘密の情報を埋め込んで, 著作権を侵害するような行為を抑制しようというのが電子透かしの目的です.
また,近年盛んになってきているデジタル動画の有料配信サービスに対応するための技術である半開示動画スクランブルの研究も行っています.
左の画像は半開示動画スクランブルの一部です.鍵があれば完全な復元が可能となっているので, デジタル動画の有料配信サービスのサンプルとして利用が可能です. 右の画像はステガノグラフィと呼ばれる情報ハイディング分野のひとつです.
これらの技術は,今後インターネット上での音楽・映像配信やトレードなどがますます発展していくと考えられるこの現代において、まさに必要不可欠な技術といえるでしょう.
さらに詳しい紹介はIHホームページ

研究紹介動画

各班の研究紹介動画(avi形式)です.クリックするとプレイヤーが開いて再生されます.
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CGH班研究紹介動画 ダウンロード
CG班研究紹介動画 ダウンロード
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