CG班の研究紹介

CG班では、2D画像を用いた3D表示やモデリングに関する研究、VRや脳波を用いた研究など、幅広くCG分野を取り扱っています。

多視点画像系

多視点画像系では、市販されているデジタルカメラで被写体をいろいろな方向・角度から撮影し、その写真(多視点画像)の情報から撮影していない位置での写真を生成するという研究を行っています。 将来的にこの技術は、視聴者が自由な視点で立体的に見ることのできるテレビや、特殊なカメラワーク・映像効果を利用するメディアなど、多くの分野で応用されると言われています。
メディア創生学研究室には、多視点画像を自動で撮影することのできる多視点カメラシステムという装置があります。この装置で、実写での実験を行うことが可能となっています。 近年では、キネクトを用いた実験も行っており、ヒトの3Dモデリングも可能になっています。
また、本研究を用いて生成した3Dモデルをホログラムとして記録し、3D表示することも可能であり、班の垣根を越えるような研究も行われています。
ある視点での画像生成 多視点カメラシステム

脳波を用いたVRインターフェイス

近年、仮想現実(Virtual Reality:VR)が注目を集めており、ヘッドマウントディスプレイ(Head-Mounted Display:HMD)での利用が盛んに行われ始めています。
そこで、VR HMDを装着時に、脳波をインターフェイスとして用いてVR空間を制御できるようにするための研究を行っています。実際に脳波計を用いて、ヒトの脳波を測定し、様々な解析を行うことでVRインターフェイスとしての利用を目指しています。
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VR空間内におけるデータ管理

こちらもVRに関する研究になっています。VRは様々な応用例が考えられますが、本研究ではVR空間内で3次元的にデータを管理する手法を提案しています。
例えば、コンピュータ内でデータを管理する場合などにおいて、現在では2次元的な手法しか普及していません。 そこで、本研究では、ヒトの空間的な記憶力なども包括的に利用し、3次元的にデータを管理する有用性について研究しています。
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TIP

絵画から擬似的な三次元空間を作成することで、その中に入り込めるような体験を可能とする技術がTIP(Tour Into the Picture)です。絵画の中の様々な物体を、前景と背景に分け、視点からの距離を考慮して各物体を配置していきます。
配置した前景物体が薄っぺらくなってしまうという欠点を克服するために、前景物体をそれらしい立体モデルに変形するための技術について研究しています。
TIPムービー マスク画像の立体化
TIPムービー (3.25MB, AVI)